「学び家」


ITらんど の 進化系教室

「学び家」

 

それは、

"先生" ではなく、

"サポーター" が居る

「教室」

◆ なにが進化系なのでしょうか?

 

人口減少社会の中で、多様な学習意欲に応えるため、「サポータ制」を導入し、 多彩な「学び」を支援します。

 

※ 「サポータ制」とは、自由で、マイペースな「学び」=「自立学習」をサポーターがお手伝いして、「学習」の様々な場面で、一緒に問題、課題の解決に努めるものです。

なにを「学べる」のでしょうか?

 

いろいろな分野の「自立学習」が、実現できることを目指しています。(ちょっと欲張りですが)

まずは、パソコン、工作、プログラミングといったところでしょうか?

 

◆ サポーターはどんな人たち

 

サポーターは、最初は一人です。

IT技術者(工作好き)の「稲葉」が担当します。

「学び家」は、サポーターの数と質に完全に依存するものですから、最初から多くの「学び」についてサポートするのは難しいのですが、募集や、「学び」の仲間が集う中から、新しい分野に明るい「サポーター」が誕生することを期待しています。

 

◆ 学習の進め方はどんな感じ

 

 IT化社会の中で「学び」の方法も多種多様になり、ネット上には優れた「学び」の情報(教材)が豊富にあり「自立学習」を楽しむことが出来るようになりました。。

しかし、個人単独で利活用することには障壁も多く、簡単なことではありません。

だからこそ、サポートの有無で「自立学習」の実現は大きく左右されるものと思います。

 

サポーターは、「学習テーマ」を探すことからお手伝いし、自由でマイペースな「自立学習」を近くでお助けします。

 


「IT」の高度・複雑化が進む現代の「学び」とは

「少子高齢人口減少」

「人生100年」

 

「学び直し」

などと急に言われても、

という感じですが、

生涯を通じての「学び」を

再考する時代にはなっています。

 

グローバルな社会に向けての、

子供たちの「学校教育」

大変な時代になり、

「英語」、

「プログラミング」と、

世界対応の育成が、

国を挙げて実施(予定)

されています。

 

IT社会の中で、

生き生きと活躍するための

「学び」とは

どんなものでしょうか?

  

 

ネット上には興味深い「学び」の情報が溢れています。

それは、世界中からの個人の体験の「発信」から、商業的に開発された「教材」まで、様々です。

 

その先駆者の英知に学ぶことは、とても有意義なことです。

 

ネットを上手に活用することで、自分の趣味嗜好に合う、多彩で楽しい「学習」のネタに、出会うことができます。

 

でも、自分の「力」だけで「学習」を計画し進めるのは、障壁も少なくなく、いろいろな場面で戸惑い、時に前に進まないことがあろうかと思います。

 

そこで、

「学び家」

「新しい学び方」の提案です。

 

それは、かつてない「自分流」の「自立学習」を実現するための、学習支援環境の提供です。

 

簡単に言うなら、「先生」ではなく「サポーター」が居る「教室」ということになります。

 

決まった「カリキュラム」は無く、「学びたい事」それ自体を探す事から始めます。

「サポーター」は、この段階から、お手伝いをして、「学習テーマ」「学習目標」「学習計画」を立て、その後の「自立学習」を手助けします。

 

でも、難しく考える事はありませんし、心配も要りません。

 

学びたい事」を探すのも「学び」ですし、「目標」を設定し、「計画」を立てるのも「学び」です。

途中で「学びたい事」が変化すること、いくつかを並行して「学習」すること、休止、再開、中断することは自由ですし、すべてをマイペースで、進めることができます。

 

「自立」して「学習」すると言うと、「自習」が連想されます。

しかし、「学び家」の「自立学習」は、自分だけ(単独)で学習するという意味ではありません。

単なる「自習のための場所貸し」ではないのです。

 


「学びたい事」、ありますか?

唐突な質問で失礼します。

 

明確に学びたい事」がある場合、既に実践に移しておられるとも、具体的な「学習」は始まっていないとも、思います。

いずれにしましても、「このホームページをご覧になっている」ということは、何らかの問題を抱えておられることも想像に難くありません。

 

その一方で、学びたい気持ちに対する学びたい事」が明確でない場合は、その「学びたい事」を、どの様に探したら良いのでしょうか?

 

なんとなく感じる「学習意欲」に沿って、「学習テーマ」を求めてネット検索することから始めたり、他の方の「学習」を参考に、自分の興味のおもむくままに「学習テーマ」を絞り込みます。

 

案ずるよりも自然に、 いくつかの「学習目標」が、見つかると思われますが、達成できそうな目標を目指して、学習始動となります。

 

「学習計画」も、堅苦しく考えることなく、ザックリと立て、マイペースでの時間配分を考えますが、あくまでも無理のない学習進行を実現するためと、振り返ることで学習の成果を確認するためのものです。

 

※「自立学習」全体を、サポートしますので何なりとご相談頂ければと思いますが、サポーターの知識、能力の限界もありますので、「学習の実現」に十分なサポートを保証するものではありません。

今後は、「サポーター」の増員と、それぞれの能力の向上を図り、サポートの限界を高める工夫を進めてまいります。

 



新しい学習スタイル

既成の「カリキュラム」での、規定の学習進行は、一定の学習目標を効率よく達成するのには適していますから、「学校」「塾」という場所では、このスタイルが主流です。

 

「学び家」の「自立学習」は、あるようで無かった、学習スタイルです。

 

ご自分の興味、ご自分のペースに合わせて、ご自分のプランで、ご自分の「学習」を進めることができる、「オーダーメイド」の「教室」とも言えます。

 

そこで重要なのが、「先生」に代わる「サポーター」の存在です。

「サポーター」は、「先生(講師)」とは異なり、「教える」というよりも、共に「学ぶ」という関係性に近いと思います。

「自立学習」に寄り添うという立ち位置で、可能な限りその学習進行の障壁を共に乗り越えます。

 

もう一つ学習スタイルに重要なものは、「学び家」に参加される方同士の「教え教わり」です。

 

「自立学習」に必要な様々な支援を的確に提供することは、新しい学習スタイルの「要」ですが、その支援の提供側にもなることの意義や喜びを知り、「相互扶助」の精神で、互いの「学習」の質を高めることも大切になります。

 


これからの学習環境

「少子高齢化人口減少社会」での「学習」に対しての一つの対応策と言えばカッコいいですが、人生に大切な「学び」の環境を地域社会で整備することは、人口減少で街の公共的機能が縮小する中では難しい課題であると思います。

 

「学習」の目的は、探求心、自己実現、社会貢献と様々ですし、「学習」の方法も十人十色ですが、共通しているのは、「学習」には「時間」と「環境」が必須だということです。

「環境」とは、集中、熱中出来る精神的な安定や、周囲の協力などの「無形」な部分と、場所や教材などの「有形」な部分で構成されます。

 

「学び家」では、まずは「場所」を提供し、そして「学習目標」「教材」選びなどの学習支援を提供します。

 

「学び家」の「学習環境」は、「学び」を求める方々の「コミュニティ」であるともいえます。

老若男女を問わず、また「学習テーマ」は違っても、「学ぶ」ことで共鳴し合う関係性を持つ地域の学習拠点なのです。

少子高齢化の中での、「学習環境」の一つの形態として、「自己啓発」「切磋琢磨」「相互扶助」が自然発生し、地域の生涯学習環境として機能することを期待しています。

 


「学び家」の一日

(こんな感じを想定しています)

 

10時オープン(とは言っても特別な準備は無く)。

みなさんのペースで、予約も必要なく、それぞれの都合の良い時間にお越しいただきます。

それぞれの状況に応じて、

  • 「学習テーマ」を探す人
  • ザックリな予定を立てる人
  • 本(参考書、教材)を読む人
  • 仕掛かりの工作を続ける人
  • 人の学習を興味深く観察する人
  • 分からない事を聞く人
  • 上手く行かない事を手伝ってもらう人

などなど、パソコン、タブレット、スマホを使い情報を得ながら、教材(部品)を購入したり、教材となるコンテンツ(動画なども)を見たりして、自分の求めるものを、自分の考えで、自分のペースで学習します。

 

高い目標を立てたり、大掛かりな教材を導入すると、費用も時間も掛かってしまう傾向にあり、難易度も高くなりますが、ネットで見た工作を真似してみるなど、小さな目標を達成する中で、徐々により大きな目標を目指す事も可能です。

 

時に、学習が上手くいかない事も多くあることと思いますが、上手く進まない時こそ、ステップアップが期待できます。

ここで、サポーターの出番です。

サポーターが直接的な答えをもっている場合は少ないと思って頂くほうがよろしいかと思います。

でも、サポーターは、上手く行かない部分を何とかして解決(時に回避)するために居りますから、なんなりとご相談ください。

サポーターは、何かの専門家や、技術者であることを想定していますので、目の前の壁をどう処理するかという「術(すべ)」を持っていると思われ、そのような技量までもが「学び」となればと考えています。

 

また、サポーターの専門性を活かした学習は、ちょっと難しいかもしれませんが、やりがいはあると思います。

 


概要

開設日

毎週土日 10:00~17:00(7時間)

 

※ 予約制となります。毎週土日の予約が出来ます。

※ 当初は、土日の開設ですが、ご要望に応じて曜日を増やしていく予定です。

 

参加条件

条件というものはありません。

年齢も制限はありません。

ご自身で「学ぶ」ということに真剣に取り組める事が一番大切です。

でも、パソコン、スマホ、タブレットを使って学習のための情報検索をすることが、どうしても必要になります。

 

※ インターネット検索をすることから、パソコンの学習を始めるのも良い方法かもしれません。

IT脳トレ塾(開設予定)には、パソコンなどの入門コースがいろいろとあります。

 

料金

日額 1,000円(税込)

ノートパソコン、インターネット利用料、サポーター費用を含みます。

 

別途、それぞれの「学習テーマ」「自立学習」に必要な「教材」や、「道具(工具)」などの費用が掛かります。

 

「レゴであそぼ!」(開設予定)

「IT脳トレ塾」(開設予定)

「DIYロボ☆プロ教室(開設予定)

は、それぞれ別途料金が掛かります。

 

※ 料金は、日額ですので、参加時間数では変わりません。

※ 料金は、開設日が増えたり、諸般の事情で変更になることがあります。

 

応募要項

このホームページから申し込み頂けます。

※ 見学も、ご予約をお願いします。

 




「学び家」開設の背景

「学び」の複雑化、細分化

「学び」の対象は多岐に渡ります。

特にこれからの社会に必須となる、IT関連の「学び」は多岐に渡り、その関連性も複雑化しています。「プログラミング」と言っても、いったいどの言語、どの教材、どんな学習スタイルで、どの様に「学習」するものなのか、良くわからないのが現状ではないのでしょうか?

 

「ものづくり」の楽しさ知らず

「ものづくり」には面倒臭さがあり、作るより買う方が「早いし、安いし、安定している」という事実もあり、「ものづくり」とは距離がある現代ですが、「外食」もいいですが、「内食」も楽しいですよね。「上手」に出来るかどうかより、「自由」に「マイペース」で食事(家飲み)するのは、その「自分で作る」という行為そのものに、楽しみの本質があるものと思います。

経済性などを追求するのなら、あえて自前での「ものづくり」をせずに、専門家に任せる方が間違いはありません。

「ものづくり」には、「不自由感」「挫折感」「不満足感」が付きまとい、「充実感」「達成感」を得られるまでには、苦労の連続です。

しかし、一定の壁を乗り越えると、別世界が見えてくるのも事実ですし、さらにその先には、別の壁も見えるものですが、それらを克服することで、それを超える「充実感」「達成感」が得られるものであると思います。

「ものづくり」には、理屈ではない、集中、没頭できる素朴な「楽しさ」があります。 是非「ものづくり」にて、その「楽しさ」を発見して頂ければと思います。

 

「学び」の「コミュニティ」の減少

ホームセンター系の番組や、DIYワークショップは盛り上がっていますし、夏冬休み向けの各種の工作ワークショップも、抽選になるほどの盛況の一方で、「模型屋さん」「電子部品屋さん」「無線屋さん」などの店舗が姿を減らし、その方面の趣味の方々は不便な思いをされているものと思います。

流通(製品の売買)という面で考えれば、これも「ネット社会(Amazon化)」の潮流に置き換わりつつあるということなので、仕方の無いことですが、それと同時に、店舗運営の「コミュニティ」機能が失われていることを残念に思います。

各地域には、小さくとも様々な専門店が存在し、そこには一定の専門家が居て、物販だけではない「相談」「教え」があり、子供にも大人にも「学びの場」があった様に思います。

最近は、「ファブラボ」という「工作」の拠点がありますが、ちょっとした工作や、日曜大工などの従来の木工鉄工を始めとして、3Dプリンターでの部品、作品作りなど、コンピューティング技術を活用した「ものづくりの場」として機能しています。

「学び家」は、「学びの場」を地域の底力で作ろうという発起的な存在であるとご理解頂けると幸いです。

IT関連の「学び」は一つの方向性ですが、これからのIT社会にて、安心安全に快適に暮らすために必要な「学び」には、「IT」は切り離せないものと思います。

 

「街の縮小」での地域活性としての「学び」

「少子高齢化人口減少」は、日本中で今後長く続く経験の無い現象ですが、それへの対応には「教育」「障害学習」という「学び」の分野でも、「街の縮小」が加速する中での地域の課題として、新しい考え方の「学び」対策が必要になっています。

「IT化」が拡大し「街の縮小」が加速する中では、従来の「ビジネスモデル」は存続が困難になります。

従来からの、行政主体の「生涯学習」、民間主体の「カルチャースクール」は、それぞれに充実した体系を確保して、それぞれの参加者の学習意欲を満たしてきたものと思います。

しかし、これからの「学び」では、「教材」「コンテンツ」がネットで供給され、地域格差もなくなる利便性向上の一方で、IT系の「学び」(特に「ロボット」「プログラミング」など)に対しての幅広い「学習範囲」に対する「学習環境」の提供状況は、まだまだ整備途中であると思われます。

「ものづくり」が伴う「学習環境」に於いては、「教材、道具など」の用意の他に、各要素技術の解説などの専門知識や技量が必要になり、それらを従来の「ビジネスモデル」の中で体系的に整備することは非常に難しいことです。

そこで、「逆転の発想」となる訳ですが、「自立学習」という体の、様々な「学習目標」に対して寄り添い、「自立学習」を支援する「学習環境」が出来ないものかと考えました。

何歩も先を行く「講師」が居る従来型の「教室」ではなく、「助っ人(サポーター)」が居る「教室」となる訳ですが、「助っ人」とはいっても、何でもかんでも知っている知恵者ではありませんから、多くの問題を的確に解決できるはずもありません。しかし、地域には、様々な専門家が居るのも事実であり、そういう方々に「相互扶助」の精神で協力頂き、「少子高齢人口減少」の社会構造の中での「学習」のあり方を根本から変えることを理想としています。

「学び」により習得した知識、技術は、地域の「宝」であり、「コミュニティ」でもある「学習環境」を通じて継承されることを望んでいます。